福福吉吉

チェーン・リアクションの福福吉吉のレビュー・感想・評価

チェーン・リアクション(1996年製作の映画)
2.0
エンジニアのエディ(キアヌ・リーヴス)はバークレイ博士たちプロジェクトチームとともに水からエネルギーを生み出す装置の開発に成功する。しかし、その夜、何者かによってバークレイ博士は殺害され、装置ごと研究所が破壊されてしまう。エディは容疑者として追われる身となってしまう。

資源の無い国でもエネルギーを生み出すことのできる技術を作ったために、資源で利益を得ている何者かに狙われるという、あまり意外性の無い展開であり、主人公をキアヌ・リーヴスが演じていること以外、目新しいものはありませんでした。

研究所の爆破シーンはなかなか迫力がありました。でも映像的にはかなりの規模だったのに、その被害があまり強調されておらず、違和感を感じました。全編を通して言えることですが、軸となるストーリーに深みを付けるディティールが少なかったので現実感が希薄だったように思います。

本作の見どころはエディの逃走劇だと思いますが、ただ場所が変わるだけで行動的にはあまり変わりなく、楽しみが少なかったと思います。これはキアヌ・リーヴスが色んなアクションができることを既に知っていることも原因かもしれません。

全体として面白みに欠けるように感じました。

鑑賞日:2022年10月26日
鑑賞方法:BS/CS WOWOWプラス
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