あまのうずめ

アウトローのあまのうずめのレビュー・感想・評価

アウトロー(1976年製作の映画)
3.3
南北戦争の終わり妻子を北軍のならず者たち(赤足)に虐殺された農夫ジョージー・ウェルズは銃を習得し復讐の為レジスタント団ブラディ・ビルに加わる。ならず者退治が一段落し団長のフレッチャーは合衆国に忠誠を誓えば免責になる旨を告げるが、ウェルズだけはアウトローとしてやっていくと皆と離れる。フレッチャーはウェルズの妻子殺しの首謀者タリル大尉と共にウェルズ殺しを命じられる。


▶︎クリント・イーストウッドの監督・主演でアメリカ建国200年記念として製作された西部劇。南北戦争、開拓、インディアンが揃いアメリカの建国記念にピッタリな内容となっている。

早抜き早撃ちで2丁拳銃という猛者がイーストウッドに似合い過ぎているのに加え、孤独なアウトローに仲間が増えていく様から、終盤にインディアンの族長と対峙するシーンで感動を呼び起こすのに痺れる。

乗馬目線でのアングルや砂埃のあるシーンなどカメラワークも臨場感を生んでいた。ただ48年前の作品であることを念頭に置いての鑑賞を薦めます。