このレビューはネタバレを含みます
令和という今見てるからこそ
心に刺さるものがあるなぁと感じる。
女性も男性も着飾らなくては
生きていけない今日この頃
これだけありのままで少し残念な
人達の姿がなにより幸せそうに見える。
周りに流され自分も成功しなくては
なんて肩の力が入ってしまうからこそ
こうやってのんびりした映画が
とても心地良かった。
文化もファッションも時代は巡るけれど
こんな時代がまた来ないかなぁと
先進的な未来に感動する反面
感じてしまう部分である。
どの映画にも問わずだが
映画の感想一つとってもあの描写は
これを意味してるだとか
こんな時代背景を表してるだとか
インターネットで得た知識を
復唱するよりありのままの
感想を聞きたいなぁと思う。
この映画のフワフワした羨ましさのような
不思議な気持ちはなんだろうと思い
見ていると最後に先生が習字で書いた
適当というのが全てがストンと
腑に落ちるような一言であり
肩の力を抜いてくれるんだと思う。