eco

二十四の瞳のecoのネタバレレビュー・内容・結末

二十四の瞳(1954年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

授業の関連で鑑賞。原作は10年ほど前に一度読んだきり。
戦場を描くのではなく、空襲のシーンが描かれる訳でもないが、子供たちと大石先生から戦争の悲惨さが伝わる。
私達が今でも知っているような有名な童謡が唱歌でもインストでも効果的に使われていると感じた。
生徒の家族や本人、大石先生の家族の病死や戦死・事故死、そうでなくとも怪我を負ったりと不幸のあまりの多さに心が締め付けられるが、正直お涙頂戴映画だと感じた(松竹が制作した娯楽映画という関係上商業的な利益を求めるのは当たり前である為、それを否定するつもりはないが)。
仰げば尊しと自転車で始まり、仰げば尊しと自転車で終わる流れは大変美しい。
eco

eco