このレビューはネタバレを含みます
辛亥革命前、1906年の香港。腐敗した清朝の打倒を目指す孫文が、亡命中の日本から武装蜂起の密談のため、1時間だけ香港を訪れる。そこへ孫文暗殺を目論む清朝政府が刺客を派遣する。
香港を拠点としていた革命派で、義士団結成を最初に呼びかけた新聞社社長のチェン・シャオバイは敵の目を欺くため、孫文の替え玉作戦を実行する。
くじ引きで孫文役の当たりを引いたのは、チェン・シャオバイの親友でスポンサーの大商人リー・ユータンの大事な一人息子、まだ17歳のチョングワン。アメリカ留学も決まってる。
チェン・シャオバイは、リー・ユータンと跡取りであるチョングワンを義士団に参加させないことを約束していた。それで再度くじ引きを行なおうとする。
しかし、チョングワンは、金持ちの一人息子だからって特別扱いしないで、革命の目的は封建制の打破、国民全員が平等になることだと涙で訴え、孫文の身代わり役を願い出た。とってもやるせなく、涙を誘うシーンでした。
孫文を守るために戦うメインの革命派の人たちのセリフにも、それぞれに死亡フラグが立っていて、聞いてて胸が痛い。思わず涙🥲
アクションは、囮となって逃げるのがメインだから、思ったほどパッとしないです。リュウ若君の鉄扇アクションがもっと見たかった😊