伊達巻

ミステリー・トレインの伊達巻のレビュー・感想・評価

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)
5.0
めちゃくちゃいいな、夜中の3時くらいから見始めて、朝になって映画が終わって、余韻を噛み締めながら苦い煙草を吸って、そのままゆっくり横になって目を閉じた。おれも来月くらいから言葉の通じない国で暮らすことになる(今日ビザの申請ミスって詰みかけてるけど)から、FAR FROM YOKOHAMAのかれらを見ながら不安に思ったり、でもワクワクになったり。銃声が聞こえる。NYだからな。ベンシェトリの大好きな『アスファルト』に似ている。見えないところで繋がっている映画。そういうのが大好きだ。ラストショット、行き先も目的も違うそれぞれの乗り物。全く関係なく、関係あるべきでもないからこそ、偶然の繋がりというのが愛おしく思たりもする。今宵はジャームッシュだろと言いながらこれを選んですぐに寝たラファとはじめから寝るつもりでベッドに入ってきたゆきさんと(並んで俺だけ)観た。けっこう大切な映画になった。つまんなくて最高だ
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