髙田由美

ある公爵夫人の生涯の髙田由美のレビュー・感想・評価

ある公爵夫人の生涯(2008年製作の映画)
3.3
そもそも嫌な夫役のレイフ・ファインズが好きなのだ。
そして好男子であるはずのヒロインの恋の相手グレイの顔がどうしても好きになれないのだ。
もう完全に個人的な感覚から作品の狙いに乗っかれないまま終わりを迎えてしまった。

キーラ・ナイトレイ演じるヒロインは確かに人として魅力的だけど、妻としてはどうかな。政治と賭け事に興味があって理屈っぽくて人々に注目されることで生き生きして…彼女から安らぎや癒しは感じられない。浮気ばっかする夫も悪いけどさ、ある意味政略結婚だし単純に愛がなかったんだろうな。ベスはポイ捨てせずにずっとそばに置いていたし。

1700年代の実話って…
その後の彼らの顛末まで把握されてるって…
グレイは首相になったらしいし。
元ネタが何なのか気になる。
誰がどんな形で首相の過去の隠し子の事まで後世に伝えたのよ?
髙田由美

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