にっきい

おろしや国酔夢譚のにっきいのレビュー・感想・評価

おろしや国酔夢譚(1992年製作の映画)
2.7
色白ロシア美女!

これ観た当時は年間100本くらい劇場鑑賞してて、時代劇ってだけで観に行った作品。
だから内容は殆ど知りませんでした。

まるで夢のような10年…、って話し。
これが公開された1992年には、もう1作時代劇『豪姫』が公開され、ちょっとした時代劇ブームだったのかも知れません。
今と違い当時はTVで時代劇が沢山やってたので、衣装等にお金のかかる時代劇映画は殆ど作られてませんでした。
今とは逆ですね。
さて映画。
今作、実話を元にした歴史小説の映画化です。
時代劇と言っても商船が嵐で難破・漂流し、流れ着いたロシアの属領から日本に帰国するまでの話しなんで、所謂チャンバラはありません。
乗組員17名の過酷な運命が淡々と描かれてます。
行く先々で助けを待ち、待ちきれずに命懸けの行動に出る、の繰り返し。
その間にも1人死に、2人死に…、乗組員は減っていく。
ロシア政府は漂流民に対して手厚く世話をしてくれるんですが、彼らの故郷を思う気持ちが当時の皇帝、エカテリーナ2世をも動かし、遂に日本に帰れる事になる。
でもね、日本は鎖国の真っ只中。
外国からの帰国者は理由を問わず死罪。
これほど当時の権力者たちに運命を翻弄された人がいるでしょうか?
ただチャンバラを期待してた僕にとってはつまらない映画でした。

今作、当時のソビエト連邦サンクトペテルブルクで撮影されてるんですが、なんとそこの政府高官がウラジミール・プーチン第4代ロシア連邦大統領なんだって!
その頃からムッキムキだったんでしょうか?ww




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:1992年
鑑賞回:ー
劇場名:ー
座席情報:ー
上映方式:2D 通常
レーティング:G
上映時間:123分
備考:過去鑑賞記録
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