さいじょう

ザ・プレイヤーのさいじょうのレビュー・感想・評価

ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)
3.0
ラストは綺麗な終わり方ではあった。
ラストを見るために、映画を見させられている感。

そこまで俳優に詳しいわけではないが、多くのハリウッドスターの名前が出てきたり、カメオ出演していたり、実際の配給会社の名前が出てきたりと、映画好きはその部分で楽しめる。
自身も好きな俳優、女優の名前が出てきた時は、テンションが上がった。

しかし、冒頭からストーリーはそこまで惹きつけられるものではなかった印象。
サスペンスのような話ではあるが、そこまで展開があるわけでもなく、ゆったりと映画会社の重役を中心とした日常が描かれている。

そもそもの映画の目的が、ハリウッドをディスることのような感じではあったので、ストーリー自体に楽しみを期待するのが間違っているかもしれないが、、。

個人的に90年代の雰囲気が好きなので、面白くなくても、それを味わえただけでいいんやけど!笑

見入ってしまった点としては、主人公グリフィン・ミルを演じるティム・ロビンス。
スタイル良すぎやし、ダブルのスーツカッコ良すぎる。
マジで、日本の会社でもあのスタイルOKにしてくれへんかなぁ笑。
あの格好で出社したい笑。

あと一つ心のに残った台詞。
グリフィンに、「なぜ映画を見ないのか?」と聞かれ、「人生は短いから」というジューンの台詞。

自身も映画は好きだが、他のやらなければいけないことがあるときに、確かに映画は長い時間やし、無駄やなぁって思う時もある笑。でも今回その台詞を聞いて以降、それが頭に引っ掛かるまま映画を見ていたが、見終わった後、やっぱり映画はいいと再認識できた。やっぱり好きなことやし、見るだけで、他のことも何故かやる気が出てくる笑。

ハリウッドディスってたけど、そんな映画に映画の良さを教えられました笑。
さいじょう

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