みかん

ハンニバル・ライジングのみかんのネタバレレビュー・内容・結末

ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

期待してたよりも、、が正直な感想

普通に幼少期、悪人達の素行によって深刻なトラウマを受けた青年が復讐を試みる…ってストーリーは面白いんよ。
ただこれがかの"ハンニバル・レクター"、"ハンニバルシリーズ"ともなると少し物足りないんだよなあ。

しれっとした顔しておきつつ、裏ではとんでもないこと考えてるハンニバルは昔から変わらず。
ギャスパー・ウリエル美形すぎて現実味ないポーカーフェイスだったり、サイコパス演じるの上手かった👏

ただハンニバルシリーズの持つ残虐さとか、敵のクレイジー具合、他に類を見ない手法、完璧なまでの伏線回収が好きで見てただけに、
今作はその特徴がほぼ見えなかったので「面白かった」よりも「残念」の方が強い…

敵のグルータス達は若干の残虐性あれど生き延びる為にカニバリストになったから残虐性もなくクレイジーでもなく流れとしては普通。
伏線回収もなく、よく見る拷問の手法で坦々とハンニバルが復讐してく話だった

ムラサキとの恋愛描写入ってくるのも謎^_^
本編までの成長段階と思えば許せる気もするけど。

とはいえリス・エヴァンスはやっぱ一癖あるキャラ与えると演技輝く印象強い。
ハリポタのゼノフィリウス、アメスパのリザード、キングスマンのラスプーチン然りだけど、癖強いキャラ同士を単一化せず、個々の癖強いキャラとして演じ分けできるのが凄い。
最後レディ・ムラサキに矛先向けた時本当反吐出そうなくらいムカついたもん、演技力さすがですわ、、
みかん

みかん