ピンフまんがん

エンゼル・ハートのピンフまんがんのレビュー・感想・評価

エンゼル・ハート(1987年製作の映画)
3.7
本格的ホラーというわけではないものの、それでも十分な共感を与えてくれる、なんとも不思議な映画でした。ホラーサスペンスで、決して派手さはないものの視聴者に深く浸透していくような、見応えは十分でした。ラストの展開は、似たようなどんでん返し系の参考にされたような感じもあります。思い出したのは、「シャッターアイランド」ですね。また、換気扇をまわすシーンが場面を挟む時によく出てきたけど、これもその後も、観衆の不安を煽る演出として頻繁に使われるようになりましたね。にわとりが苦手。なはずの主人公のもとに頻繁ににわとりが出てくるのもちゃんと意味があったんですね。

個人的にはシャーロット・ランプリングの占いを始めるシーンが好きだった。
そしてデ・ニーロのゆで卵を割っていくシーンがいろんな意味で強烈です(*ノωノ)