GIN

ワイルド・ワイルド・ウエストのGINのレビュー・感想・評価

3.3
こちらはSF西部劇。
ウィル・スミスとケビン・クライン競演のアクションエンターテイメント作品。
なんと言っても破天荒な連邦捜査官ウェストを演じたウィル・スミスが、スマートでスタイリッシュ。
誰が観てもわかる売れっ子って感じが凄く伝わってくる。

それと話のテンポがとても良い。
サクサク話が展開されるから、観ていて心地いい。
だけど、映画の売りは発明品というかカラクリ。
こちらが無くなったら普通の西部劇になってしまうから、こちらがメインなんだろうけど、これがあまりピンとこなかった。
巨大なクモ型兵器を見ても、物語上は凄い兵器なんだろうけど、観ている側としては大した脅威に感じないのよ。
あとシナリオが若干陳腐。
こういう類いの作品で似た感じなのが『メン・イン・ブラック』シリーズだけど、『メン・イン・ブラック』の方が断然面白い。

悪の天才科学者ラブレスを演じたケネス・ブラナーは、クセが強いというかインパクトはあったけど、アクションに大きく関わってくるわけではないので、それほどパッとしなかった。
でも役者としての振り幅は凄いなと感じる。

…といった具合でスコアはこれくらい。
もうちょっと面白い展開が期待できたかな(^^)
GIN

GIN