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ヴィデオドロームのauraのネタバレレビュー・内容・結末

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

中盤やや手前、オブリビエン教授によるビデオを通じたビデオドロームの説明はしびれた。
こういう現象をペンで描く方の絵で見てきたので、静止画の方がくるのだが、原体験の違いなのか、映像でもグッとしたいなー

この作品に限ったことではないのだが、運命に流されてる人を見ても楽しくはないことに気づいた。考えて意思を持ち抗っている、または追い込まれても超越しているところが見たい。

ところで手塚治虫のSFはこのあたりのノリをのびのびと漫画にしていたんだろうな。
オリジナリティに見えていたものが、時代のノリとパクリに変わっていく。昨日テレビ見てたら、1960年ごろにペットブームがきて、ペットを人間並に扱い可愛がることが皮肉まじりに報道されていた。手塚治虫のマンガのなかで、たびたびペットを持つ人を皮肉り酷い目に合わせていた。著者のこだわりだと思っていたが、単にそれがおしゃれな思想の時代だったのかもしれない。
総じていい体験をしている。この調子だ。パクリでも全然すごいし。
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