やんすけ

ボビーに首ったけのやんすけのレビュー・感想・評価

ボビーに首ったけ(1985年製作の映画)
3.8
アニメで青春を描くことがまだ黎明期だった頃の作品(のイメージ)。同時上映が『カムイの剣』であったり、最初の角川アニメ映画は『幻魔大戦』であったり…公開時は「アニメ=SFアクションもしくはファンタジー」だった時代だと思う。なので実験的な作品であり、後の時代に与えた影響も大きかった作品じゃないかな。

作品としては最近流行りの80年代シティポップ感に溢れていて、今の若い世代に刺さりそうな雰囲気がある。短編作品ながらも終盤のバイクシーンは、強烈に観る人間の脳裏に焼き付く。主演の野村宏伸の下手っぷりも…ある意味では新鮮w(ホントにこれでギャラがもらえたのか…)。

個人的には『メガゾーン23』からSFアクションとファンタジーを引くと本作になると思っている。…違うかw。
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