Jimmy

荒野の決闘のJimmyのレビュー・感想・評価

荒野の決闘(1946年製作の映画)
4.5
久しぶりに鑑賞🎥
1980年代リバイバル上映の際、初めて映画館で観た時の邦題は『いとしのクレメンタイン』だった🙂
それほど、本作の音楽はインパクト強い🎶

従前の西部劇はドンパチ中心のイメージだったが、この作品は人間ドラマがキッチリと描かれているジョン・フォード監督の傑作✨

牛の群れを連れた男がカリフォルニアに牛売りに行こうとしていたが、牛を盗まれ、18歳の弟も殺され、男はトゥームストンという町に残ることにした。
彼がワイアット・アープ(ヘンリー・フォンダ)であり、ドク・ホリデイ(ビクター・マチュア)との出会い、ドクの女=チワワ(リンダ・ダーネル)やドクを追いかけて来たクレメンタイン・カーター(キャシー・ダウンズ)、そして弟の仇=クラントン一家(ウォルター・ブレナン他)を巡って様々なドラマが描かれる。

全編にわたって行き届いたような画面・セリフ・動作なども見事であり、有名な「OK牧場の決闘」も素晴らしい🌟

1970年代に学生だった頃、週刊少年ジャンプに連載されていた「荒野の少年イサム」(川崎のぼる)という漫画が大好きで、いまだに当時買ったコミックス(全12巻)を時々読むが、イサムもこの映画に影響を受けた部分もあるような気がする。

何度観ても素晴らしいジョン・フォード監督の傑作のひとつ🎥✨
Jimmy

Jimmy