しまった!平日の夜に何の気無しに観る作品じゃなかった!
おまけに何度か挑戦して途中で寝落ちしてしまったやつじゃねーかー!!!
観始めてしばらくはそう思ったが、観終わった後は息苦しさと哀しみと感じながら、愛について考えている自分がいた。
カッコよく(?)言えばこんな感じだけど、とにかく観て良かったと思える一作。こんな展開になるとは予想もしていなかった。とてつもなく胸糞悪い感情にさせられるにも関わらず、深い愛を感じるのはやはり作品の持つ魅力だろう。
愛と憎しみは紙一重?いや同じなのか?誰かを許すことの意味や、深く思うことの大切さも同時に考えさせられる。
イスラエルやウクライナで起きていることの裏にも同じような哀しみが幾つもあるかもしれないと考えると、胸が潰されるような感覚になる。決して尋常ではいられない。人類はいつまで経っても戦争から逃れられないかもしれないが、一人でも多くの人がこの作品に触れて諍うことの無意味さを考えてほしいと思うばかりだ。
この感情、しばらくは引きずるだろうなぁ……。🥲