みずき

イリュージョニストのみずきのネタバレレビュー・内容・結末

イリュージョニスト(2010年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

「ベルヴィル•ランデブー」が大好きで、こっちも鑑賞してみた。音楽と絵の綺麗さはやっぱり凄いと思うんだけど、こっちはさらにセリフが減ってた!もうセリフ無し!!そもそも、2人は言葉が通じなくて、そんな中でストーリーはどんどん進んでいく。
イリュージョニストってタイトルだし、主人公はマジックをして舞台上で消えるんだと勝手に想像しながら見てて、でも実際はもっともっと悲しい結末で納得がいかないなって思ったりしたんだけど、どっちかっていうと少女の魔法を解いてあげる必要があったって解釈するべきで、そうするしかなかったのかなって後になって思った。2人の唯一のコミュニケーションがマジックみたいなところもあったし、主人公はずっと辛かったんだと思う。どうしても主人公目線で見ちゃうから、女の子の言動にちょっとイライラしたんだけど、多分シンデレラみたいな感じで、魔法だって信じちゃう気持ちも理解できなくはないなって思ってる。
ずっとイリュージョニストとしての道を極めて来た人が🎸とか📺が流行り始めた社会で仕事が減っていって、他の仕事もうまくいかなくてってシーンはすごくすごく辛かった。だから2度と観ないと思ったんだけど、細かいシーンとかも忘れたくないから大人になったらまた観たい作品!!!
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