しどけ梨太郎

汚れた血のしどけ梨太郎のレビュー・感想・評価

汚れた血(1986年製作の映画)
5.0
愛のないセックスをすると感染するウイルスのせいで(おかげで?)、アレックス(ドゥニ・ラヴァン)とリーズ(ジュリー・デルピー)のあいだにも、アンナ(ジュリエット・ピノシュ)とマルク(ミシェル・ピコリ)のあいだにもまだ愛があるって分かるのが良いですね。

アンナがホテルに行こうとするときのあちちっていう足のショットがめちゃくちゃ良い。それにしてもアンナのすこし赤くなったほっぺ。

元々なのか、フィルムの欠損なのかは分からないけど、ときどき画面が一瞬だけ暗転するのが良かった。

「もし君とすれ違ってしまったら、世界全体とすれ違うことになる」