幼い頃から吃音に悩まされた英国王ジョージ6世(バーティ)のお話。
本人の苦悩も大変だけど、やっぱり奥様の献身にただただ心を打たれた✨
自暴自棄になる夫の弱音や愚痴を聞き、励まし、信じ続ける。
時には嫌がる夫を説得してでも、良いと思う方向に導いていく。
言語療法士ライオネルの器の大きさも素晴らしい。
王族でも遠慮なく本音を語り、そっとしてほしい時は無理強いをしない。
突き放してもいつも気にかけていて、帰ってきたら優しく迎え入れる。人との距離感が絶妙なんだな、きっと。
息子への愛情も垣間見えて、心の温かいライオネルなら心を開いても大丈夫と思える。
ライオネルの奥様も素敵な人。
夫の趣味を応援し、愚痴にもそっとアドバイスする姿勢が優しい。
バーティとライオネルが打ち解けていくまでと、斬新な治療法で夫婦とライオネルの3人で困難を乗り越えていく過程がすごく良かった。
幼い頃からのトラウマ、吃音が原因で受けた屈辱。
王というプレッシャーが重くのしかかって、妻の前で声を震わせて泣くシーン。
斬新な治療法で見せる、コミカルな姿。
…コリン・ファースの演技は、どれも気品があって素晴らしい👏
本当に観て良かった。
コンプレックスや辛いことを乗り越える時、きっとこの作品を思い出すでしょう🌈
〈映画のインテリア〉
【ライオネルのダイニング】
(壁)
・イエローと水色の幾何学柄壁紙
(床)
・年季の入ったブラウンのフローリングに、ダークブラウンのペルシャ絨毯
(家具)
・部屋の中央には、ティファニーブルーのテーブルクロスをかけた、200cm以上の大きなダイニングテーブル
・ダイニングチェアは、茶色の革張り地のクイーンアンチェア🪑
(曲線シルエットで猫脚のアンティークチェア)
普段はテーブルと合わせて食事に使うが、キャビネット横に置くこともある。
・美しい象嵌細工のアンティークキャビネットの真ん中には、大きめの花瓶。
その上の壁には、正方形の額縁のアート
(照明)
・ダイニングテーブル上には、フリンジが付いたオレンジ色の布シェードペンダントライト💡
・部屋の角には、ジャガード織りの布シェードのスタンドライト💡
・ネストテーブル上には、花びらのようなすその、布シェードテーブルランプ💡
【ライオネルのリビング】
(壁)
・白地にシルバーの光沢感のあるリーフ柄壁紙
(床)
・ホワイト系フローリング
(建具)
・白の格子窓付きドアに白のドア枠と巾木。
(家具)
・オフホワイトの曲線が柔らかい雰囲気の3人掛けソファと1人掛けをL字配置。
ソファ下にオフホワイトの毛足の短いシャギーラグ。
・ミディアムブラウンのシンプルなコーヒーテーブル。
・ミディアムブラウンのサイドボードの上には、同じ木製のラジオと家族の写真立てが5つ。
(照明)
・サイドボード上に、四角い布シェードのスタンドライト💡