「愛なんて損するだけだ」
伝説の俳優ジェームズ・ディーンのデビュー作。ジャケット見ればわかるが哀愁たっぷりである。
てか哀愁たっぷりの新人ってすごいな笑。
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父から愛されたかったキャル。
粗暴で孤独。
愛されたい。愛を知りたい。
事業で失敗した父親の損失を埋めようと、 大豆の先物取引を始めるキャル。戦争が始まって大豆の価格があがり、 見事に大儲けした。
そのお金を父親の誕生日にサプライズプレゼントするが、「戦争で儲けた金など受け取れない」と 、またしても父親から拒否される。
くそー!
もういい!知るか!ヤケクソだ!
愛に打ちのめされ、
ついにキャルは“エデンの東”を目指す。
家族の溝は深まるばかり。
愛なんてー。
でも、本当は、、。
愛に揺れるキャルの心情を見事に表現したジェームズ・ディーンが、やはり印象的。
人々の「記憶」に残り続ける映画界のアイコンだ。
公開:1954年
監督:エリア・カザン
出演:ジェームズ・ディーン