中身は矛盾点だらけであり、結局はアメリカ万歳のための映画だと落胆を受ける映画。
ブルース・ウィリスが任務を忠実にこなすエリート軍人は分かるとして、あんな簡単に自分の信念まげて救出に走る事がそもそもおかしい。
その理由付けをちゃんとしていないから、矛盾が生じるのだ。
戦闘シーンもおかしい点ばかり。
障害物ない中であれだけ銃乱発して弾が当たらないとはまさにハリウッドマジック(笑)
モニカ・ベルッチも常に顔はきれいで、戦場なのに口紅を塗る事は忘れないとは実に呑気だ。
ここは完全にキャスティングミスだ。
最後は怒涛の感動モードで背中がむず痒くなりそうなセリフの連続に興醒め。
ブルース・ウィリスが実に抑え目な演技で見るべきはここだけだろう。