ボックボック

コブラのボックボックのレビュー・感想・評価

コブラ(1986年製作の映画)
4.0
※ネタバレ含みます※
90年代にテレビで放映されたの確かに見たんだけど、筋、全く覚えていない。でもそれほど駄作だった気はしないので30年ぶり鑑賞。

ブリジット・ニールセン。ド金髪、ダイナマイトバディの女収容所看守っぽいイメージだが、実は髪を下ろすと正統派美人。その若かりし頃のジ・アメリカンな雰囲気が良かった。

スタローン?シュワルツェネッガー、チャック・ノリスなど全盛期アクションの堂々たる一角になったのは、ランボーよりこっちが先でしょう。
ランボー第1作はアクション映画というより、ベトナム映画の傑作なので、決してドカンバカンの肉体爆発映画とは思いません。

まーカルト軍団相手にひたすらカッコ良いスタローン。
トリックは至って単純で、仲間の裏切り・内通。邪魔する同僚刑事も含め、いかにもな裏切りの無い単純ストーリー。

ワルを残酷に懲らしめる単純ストーリーは好きなので、これが「悪くない印象」だった理由だと納得しました。
ただラストで裏切り者にトドメ刺さないから、あっさり蘇生して襲いかかられるターミネーター落ちは時代ということで、憎むなコロすな赦しましょう。