いつも聴いているラジオ日本の「60TRY部」という番組でMCUを激推ししていたのに影響を受け、まずは第1作を鑑賞。
生身の人間がこんな衝撃を受けたら持たないだろう、とか、ジェット戦闘機と戦闘スーツの人間が追いかけっこするか?とか、アメリカ映画らしい荒唐無稽さが楽しい。
兵器製造会社の役員二人がいかにもアメリカのそういうポジションの人としてカリカチュアされた描き方をされているのも面白い。
しかし、主人公が考え方を改めるところには良心が感じられた。
2008年公開なので、当時ならまだアメリカには正義を感じられた。15年を経た現在の分断のアメリカには、そこまでの正義を感じることはもはや出来ず、隔世の感があるというのも正直な感想。(もちろん2008年でも絶対的ではないが)
冒頭にかかるAC/DCの”Back in Black”はイントロが軽快に鳴り響いた後、ヴォーカルが入るところでショボいラジカセから流れる音に変わる。
そして、この映画タイトルを聞いてすぐに思い浮かんだBlack Sabbathの”Iron Man”がエンディングでかかるが、Ozzyのヴォーカルが入ってこないまま終わるのもわざと肩透かしで良かった