Jimmy

メリィ・ウィドウのJimmyのレビュー・感想・評価

メリィ・ウィドウ(1934年製作の映画)
4.5
お洒落で楽しいエルンスト・ルビッチ監督の傑作映画であった。

平和で戦争の無い「とある小国」に一人の未亡人(ジャネット・マクドナルド)が居た。黒づくめで顔はヴェールで覆われており、良く見えない。
そんな未亡人が馬車に乗る姿を見たプレイボーイの大尉(モーリス・シュバリエ)が未亡人の屋敷の塀を乗り越えて会いに行くが、顔は見せてもらえない。このあたりが、ルビッチ上手いところ。

歌って踊って、粋な会話も楽しめて、と素晴らしい場面の連続。
大勢の男女が一斉に踊るシーン、女性ばかりが交錯して踊るシーンなど見事。

本当に観ていて楽しい。
エルンスト・ルビッチ監督の傑作のひとつ。
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