みゆたん

インドへの道のみゆたんのレビュー・感想・評価

インドへの道(1984年製作の映画)
3.0
なんだろなぁ~
テーマはいいのに惜しいんだよなぁ~
うっすいというか ブレブレというか 茶番というか 完全に自己満作品というか。。。

ごめん、ちょっと言い過ぎた( ˙-˙ )


第一次大戦後の1920年代
ガンジーがあーだこーだする土台がバッチリ出来上がってる ちょっとバチバチな雰囲気抜群のイギリス領インドが舞台。

そんなところへ イギリス本国のお嬢が婚前旅行を兼ねてやってくんだけどね。
せっかくインドへ旅行に来たのに、ぬっくぬくのイギリス人コミュニティの中にいるなんてつまんな~い。
本場のインド人たちと交流がしたい♪って抜かすもんだから事件に巻き込まちゃうんだよね。
(ていうか自分から事件を起こしに行くって言い方が正しいかも?)

ほんとハラハラするから^^;

元々バチバチな空気になってるインドで
インド人を見下してるイギリス人と
イギリス人の統治に反発するインド人が
仲良くできるはずないやん💦

2時間40分くらいあるんだけど、前半2時間はどーでもいい観光旅行をひたすら見せられる感じ。残り40分でようやく事件、裁判、イギリス人とインド人の和解が描かれるんだけど、これ時間配分おかしくないか!?

時間配分変えたら絶対社会派で考えさせる系の深い作品になったはずなのに!!

あと、いい話やなぁ~って納得した気にさせる終わり方も嫌い。なんだかんだ言ってもイギリス人統治のインドも悪くないやろみたいな空気感 漂ってたし笑

だってこの映画1984年の作品だよ!?
これが1920年代のインド独立前に作られた映画なら、イギリス人がこういうの作っちゃうってのも これもまた歴史だよね。大人の事情もあったんだろうねって感じでまだ納得出来たんだけど、とっくに独立してる1984年に今更そんな描き方せんでもええやん。

完全なるイギリス人の自己満映画!!

インド人は野蛮で不気味な人たちばかりって感じの演出が多すぎたのもちょっと疑問だったし。

いやぁー2時間40分かけた 壮大な茶番劇を堪能させてもらったわ。

冗談でもなんでも無く、私の時間を返せって言いたくなった( ˙-˙ )
みゆたん

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