ゆみモン

まごころのゆみモンのレビュー・感想・評価

まごころ(1939年製作の映画)
3.2
石坂洋次郎原作、成瀬巳喜男脚本・監督。

1939年、昭和14年公開作品。

対照的な二人の少女の心の揺れ動きが、丁寧に描かれている。
子どもは、大人が思っているよりずっと、純真で、大人で、いろいろわかっているのだ。
自分たちの親が昔関係があったかも?と聞かされた時の、二人の反応の違いなどが面白い。
少女ゆえの潔癖さで、母親に迫る姿は微笑ましい。