海風

狼たちの午後の海風のレビュー・感想・評価

狼たちの午後(1975年製作の映画)
3.5
シドニー・ルメット監督の作品はこれで二作目!「セルピコ」と主演は同じ、アル・パチーノ。

実際にあった事件もので一番面白かったのは、「エレファント」。見せ方が工夫されていて色んな人の視点に立ってストーリーがなっていたし、作品全体の色味もよかったのを覚えてる。
これも実際にあった事件ということで、作者の工夫を気にして観てしまった。面白さとかそんななくて、工夫も感じられなくて、ただアルパチーノの演技のうまさが際立ってた。
すべて脚本からオリジナルだったら、まあまあ好きだったかもしれないけど、実際に起こった事件をもとに作られたと思うと、そこまで好きになれず。ただ哀愁漂う演技が見どころってだけかなー。
ずっと観たかっただけあって、少しがっかりしちゃったぜ〜評価は高くないです。

何度も言うけど、これがオリジナルだったら最高にウケたんだけどな。
ただ主人公のてんやわんやしている具合が可愛くも感じた。
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