セックス・ピストルズの映画やミュージシャンたちのMVで名を馳せたジュリアン・テンプルが監督。
デヴィッド・ボウイ、シャーデー、レイ・デイヴィス（キンクス）など蒼々たるアーティストが出演。
ということで観始めたものの、個人的にはハマれなくて観終わるまで2日かかってしまった。
1958年、ロンドンのティーンエイジャーたちの姿を描いたミュージカル仕立ての作品。
スタイル・カウンシルの曲なども流れ、どっちかというと80年代色を感じた。
UK音楽ファンなら楽しめるかも。
ファッション、インテリア、音楽はよかったし、部分的には印象的なシーンも多々あったけど、なぜかストーリーに入り込めなかった。
若いカップルが金儲けの大人たちの餌食になり引き裂かれるという恋の話がメインにあるものの、後半で急に黒人差別とか暴動とか入れてきて、とっちらかってる感じ。
その当時の社会背景や若者の葛藤など、いろいろ表現したいのはわかるのだけど…。
エイス・ワンダーのVo.パッツィ・ケンジットがヒロインで可愛かった。
デヴィッド・ボウイが出てたのだけが救いだったけど、出番は少なくて残念。
D.ボウイは本当にカッコイイネ。
シャーデー・アデュの歌もよかった。
主題歌はD.ボウイの「Absolute Beginners」なので、それは間違いなくいい。安定の曲だな〜
