りょーこ

乙女の星のりょーこのレビュー・感想・評価

乙女の星(1945年製作の映画)
4.0
切なく素敵なモノクロ幽霊ファンタジー

幽霊に恋した少女と幽霊と周囲の人々が織り成す、なんとも優しいドタバタ劇でした!

あかねちゃんセレクト作品☆



シルヴィ16歳の誕生日。

お城に飾られた肖像画"白の狩人"ことアランに恋をしている。

が、肖像画は売られてしまった。
がしかし、そこからアラン(ジャック・タチ)が幽霊となって、ワンコと共に出現した!

一方、シルヴィの父は、娘を喜ばせようと舞踏会を開くことに。
役者を雇い、幽霊を演じさせるぞ…
と思ったら、何故か男が3人やって来た。

ドタバタしつつも夜。
偽物幽霊3体と本物の幽霊アランは、それぞれにシルヴィに近付いていき……



ジャック・タチが幽霊とか絶対面白いじゃん!
て思ったら、ほんとに笑えたw

幽霊の悲壮感とかホラー感とか全くなくて、いつも通り台詞無しでクスリとさせてくれる♪

ついてくるワンコも激カワ☆
ずーーーっと尻尾振ってるの~

一方役者幽霊は、ただのシーツ被っただけ(笑)
おい、やる気はあるのかww?!?!
けど意外にみんな怖がる、まじかよ( ´∀`)

シルヴィは夢見る少女。
が、成長して大人の女性になっていく。

そこからのラストは美しくも少し切ない。

ん~素敵なファンタジーでした(*´ω`*)

幽霊好きとしては、是非ともこうして現れて頂きたいものですっww
りょーこ

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