乙女の星の作品情報・感想・評価

『乙女の星』に投稿された感想・評価

菩薩

菩薩の感想・評価

4.4

すんばらしい。城の内部構造同様話もちと複雑なので是非その目でお確かめを!としか言えないが、ジャック・タチが幽霊役やってる時点で勝ちだし干渉は出来ても質量を持たないがゆえにそれ以上は見守るしか出来ない…

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zhenli13

zhenli13の感想・評価

4.3

ジャック・タチのパントマイムと多重露光の至芸。犬も幽霊芸。同じ白い布を被っていても、選ばれる者と選ばれない者。異類婚姻譚は成立しない。タチ演ずる幽霊はカメオのブローチを摘み上げる。瞬くブローチを胸に…

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じみー

じみーの感想・評価

4.5

舞台はフランスの古城、幽霊に心惹かれる少女の16歳の誕生日を祝うため、少女に恋する少年二人+変わり者のシェイクスピア俳優が幽霊に扮する。本物の幽霊も登場するがあくまで脇役にとどまり、人間中心にドラマ…

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恋愛映画として楽しい作り。
本当に幽霊が出る映画なのにむしろ生身の人間が演じる幽霊の方に物語が傾いていくのが面白い。

お屋敷のガランとしたところを捉えたいくつかのカットが普通に怖い。基本楽しい映画…

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「肉体の悪魔」(1947)のクロード・オータン=ララ監督によるロマンティック・ファンタジー。原題は「SYLVIE ET LE FANTOME(シルヴィと幽霊)」。

16歳の少女シルヴィは、自分の住…

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こぅ

こぅの感想・評価

4.6

「死んでもユーモアは必要よ」

クロード・オータン=ララ監督による、
おフランス産【ロマンティック・幽霊ファンタジー】。

コウキ君の満点必見レヴューで思い出し、
りょーこさんのオススメ作品を鑑賞〜…

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このレビューはネタバレを含みます

フルートの音色が美しすぎる。
同次元に存在していないタチは乙女にとって(幽霊≒)絵の中の二次元ヒーロー的キャラクターだが、もどかしいすれ違いを重ねるうち少女は一人のレディとして成長し幽霊は思い出を胸…

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古城の幽霊(犬付き)に恋する令嬢という70年代少女漫画のタッチながら幽霊役がジャック・タチなの含めて小粋ロマンチックでおもしろい。夢見がちな少女が大人になるイニシエーションのほろ苦さ。狩人の白い服と…

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良すぎる。祖母のかつての恋人を描いた肖像画に憧れる少女、ある日現れるその肖像の男の幽霊……と来ればその幽霊とのロマンスが描かれると誰もが予想するのだが、そのあと少女の前に現れる2人の青年が共に彼女に…

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ジャック、タチのハンサムな幽霊がいいですね。
まあ、恋の鞘当てで、後半はドタバタになってしまう。
も少し、静かな展開が好きだわ。
クロード、オータン、ララは次作の「肉体の悪魔」で注目されるわけですが…

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