キレて喋る時、顔近すぎな話
ブルックリンや貧困地区に住む黒人たちの負の連鎖
生活のためにクスリを売るクロッカーズが主人公
彼らは生きるためにクスリを捌いたり、身を守るために銃を使ったりと、生活の一環としてあらゆる犯罪をする
ちょっとしたあぶく銭が欲しいから犯罪をするのではなく、生きるためにする
なので、そこから脱することは出来ない
じゃあそのためにはどうしたら良いのか、どうしたら状況を変えられるのか
それをスパイクが提示した映画
難しいことは一切なく、とても見やすく分かりやすく、なおかつ選曲や撮り方も素晴らしく、安定のドリーもかっこよすぎ
銃社会やドラッグ、それを称賛するかのようなG RAPに対する揶揄など、いつものスパイクの傑作でした
サスペンス映画の側面もあり、そういう視点で観ても楽しめる