マツコ

スタンド・バイ・ミーのマツコのネタバレレビュー・内容・結末

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

実は初めて観ました。
名作が故に観てなかったけれど、すごくすごく良かったです。

まさか死体を探しに行く話だとは予想していなかったけれども😂

小さな町で、やるせ無さや鬱屈を溜めて生きる4人の少年が2日間の冒険に出る話。

割と家庭環境がみんなあんまり良くなくて、それだけでも心が痛くなる。

テディは何であんなお父さんのこと敬愛してるんだろう。

ゴーディは自分を認めてくれない父親へのコンプレックスを抱えてる。

クリスは家庭環境はともかく、学校で信じていた教師に裏切られる。

年上の不良達には暴力で虐げられる。

「俺もうどこかに行っちまいたいよ。誰も知らないところに」
って台詞、痛いほど良くわかるよ。

あの年齢の頃だから抱える感情とかを思い出すと、他人事じゃないみたいに感じられる。

クリスのとゴーディの親友感、めちゃくちゃ好き。お互い本気で分かり合って支え合ってる。
テディとヴァーンはバランスの良い組み合わせだなぁと。ヴァーンが優しいんだよなぁ。

大人になってある程度俯瞰して観られるから面白いんだなぁと思う映画でした。

余談ですけど、役のせいもあって若いキーファー・サザーランドいけ好かない😡
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