さきちー

スタンド・バイ・ミーのさきちーのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.0
ほこりっぽい土と、線路から上がってくる熱を肌に感じるようだった。
ゴーディの父親がとにかく許せなかった。

大人になって振り返ったとき、鮮烈に覚えている記憶と関係ほど、刹那的なのかなって思う。
「小さな街が、そのときの俺には全世界だった」っていうのは、子供の感覚としてはその通りで、小さな街で、煮詰まった価値観で生きていくには、クリスは賢すぎたのだと思う。人物に付属する情報は、その個人を見えなくさせるのだと常々感じる。

色々あったけど、クリスがある程度生きやすくなったのならよかった。
さきちー

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