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台所太平記
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『台所太平記』に投稿された感想・評価

女優オムニバス映画!時代の移り変わりと女優を愛でる作品。

とある小説家に使えた、9人の女中たちのオムニバスエピソード。結婚やら次のステップに進むためにまた一人と家を去り、新たな人が入り、最後にはお手伝いさんの考えも変わり、小説家夫妻も一軒家からマンション暮らしを検討する作品。

時代は大きく分けて京都時代と伊豆山時代があり、また戦争を挟み世代の意識の変化を思わせるところが面白い。
女中さんたちは
初(森光子)・梅(乙羽信子)・駒(京塚昌子)の時代
その後初と梅が家を去ったあと
小夜(淡路恵子)と節(水谷良重)の時代

伊豆山時代では
百合(団令子)・銀(大空真弓)・
鈴(池内淳子)の時代がきて、万里(中尾ミエ)がお手伝いさんのラストを飾る。 

…書いてるだけで随分女優が多い。
この中でもインパクト大なのは淡路恵子演じる小夜。声が低くてさらにレズっ気。さすがにクビになってました。
さらに酒乱の乙羽信子、奔放すぎる中尾ミエ等々みんな個性的で正にオムニバス・ダイジェスト映画。あらすじ=ネタバレになる程度のサクッとした文芸物。
彼女たちの夫役として登場する男優陣もポイントリリーフ的に面白おかしくしてくれます。
そして、小説家夫妻を演じる森繁久彌&淡島千景は、この女優たちを受ける演技に徹して普段よりおとなしめ。ラストの余韻はさすがの名コンビぶりがしのばれました。

平面的な印象で単調なのは否めないですが、60年代東宝喜劇(駅前・社長)ファンや、その後に制作されたホームドラマでお茶の間をわかしたあの人の若い頃をまとめてみるにはいい作品でした。
◎次々と女中を嫁に出す淡島千景と森繁久彌

1963年 110分 カラー 東京映画製作 東宝配給
シネマスコープ *状態は概ね良好

作家の森繁久彌(原作の谷崎潤一郎がモデルか)と妻の淡島千景が、京都時代から住居を静岡の伊豆山(ほとんど熱海、数年前人災による土石流があったあたり)に移したあとも、家に仕える女中たちを次々と嫁に出すという、ゆるいホームコメディ。

あまり面白くなく、途中で寝てしまったらしい。

淡路恵子と水谷良重がレズビアンだったらしいが、ちょうどそのあたりで意識が飛んで、二人が出ていたことは認識しても、その後は追えなかった。

《参考》
*1 「台所太平記」で検索
ja.m.wikipedia.org/wiki/

*2 台所太平記
1963年6月16日公開、110分、文芸
moviewalker.jp/mv20915/

*3 KINENOTE 台所太平記 レビュー10
www.kinenote.com/sp/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=21096

《上映館公式ページ》
生誕百年 女優特集・第2弾
〈宝塚歌劇出身の2大女優〉
越路吹雪と淡島千景
2024.4.29〜6.7 シネ・ヌーヴォ
www.cinenouveau.com/sakuhin/koshijiawashima/koshijiawashima.html
3人の家政婦さんのうち、ホラーティストの 家政婦さんが 面白かったです!!!

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