早く押さえていなかったのを惜しむぐらいだが、2001年にこの想像力はほんとうに驚き、ネタバレ触れてなくて良かった
当時の通念だからこそ、これほどの悲壮的エンディングが自然と要請されたわけだが、今、再評価されてしかるべき
ただ、ショット的、演出的には終始、特筆するところがないのが惜しく、この点止まりになってしまう
終盤の時を超えてオーバーラップするのだけは、個人的にもほんとすこだし、良かった
あと、ジッポの高速切り返しは「!?」となったが、トリッキーなだけで良いというわけでもないが、珍しいは珍しい…
韓国語話者にしか伝わらない言葉ネタ、うまく日本語に置き換えるのは不可能とみて、普通にハングルのパーツを字幕に入れてありのまま記述していたが、この手の字幕翻訳処理は初めて見た、吹き替えではどうだったんだろう?
そして、先日ホン・サンス『オー!スジョン』で初めて触れたイ・ウンジュ、本作を観ると自殺ということに尚更、哀しみが