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流れるのkogureawesomeのレビュー・感想・評価

流れる(1956年製作の映画)
3.5
家政婦は見た。

作家の幸田文が、落ち目の芸者置屋に女中として住み込み、そこで見た様々な人間模様が描かれる。
 成瀬巳喜男も幸田文も、出て来る人間をシニカルに描くのではなく、自分とは違うけれど、どこか共感した目線で見つめている。そこが良かった。
 役者が豪華過ぎる。昭和の女優ベスト10中4人が出ている。
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