さいじょう

トータル・リコールのさいじょうのレビュー・感想・評価

トータル・リコール(1990年製作の映画)
4.0
やっぱこの90年代のチープな感じがええんよなぁ笑。

出てくる物全てに作り物感が滲み出てて、少しグロいシーンにも何故か気持ち悪さの中に笑いがあったり。

この年代の映画だなぁと思いながら、またこれもこの時代の映画の良さだなぁとも思った笑。

「なんでこのシーンこうしたんよ」みたいな所も多々あってそれもまたある意味良かった笑。

舞台は、人類は火星にも居住地を置くようになった近未来。
シュワちゃん演じる主人公クエイドが"リコール"と呼ばれる記憶旅ができる装置を使用したことによって、自身が火星の諜報部員ハウザーであったことを知ることから始まる。

結局、紆余曲折を経て、クエイドとして人類のために戦うのだが、元々の人じゃない状態で行くんヤァと見ながら不思議やった笑。
そこは元のハウザーに戻って戦う流れやろ笑。

そこもまた良いけど笑。

なんかなんでも許せた笑。てことは誰が見ても、面白く見れるということか笑。

他にも、ヒロイン役の仲間たちが、最初はクエイドのことを敵の諜報部員であったことから、敵対視していた。
しかし、すぐに認めてアジトまで連れて行く笑。

どこで心の変化があったんや?笑

また、シュワちゃんが、"リコール"で記憶を植え付ける時に諜報部員として火星に行くということを設定にしていたので、この一連の映画での出来事は、現実なのか。
それとも、植え付けられた記憶内での出来事なのか。それがどっちなのか分からず、楽しめた笑。

というように多々ツッコミ所があり、それも含めて楽しめた笑。

キャストは、ターミネーターのイメージしか俺の中ではないアーノルド・シュワルツェネッガー。
なんの役を演じても、ターミネーターしか頭に出てこない笑。

ヒロイン役との恋もあったが、何故か違和感を感じた。それはターミネーターを演じたからなのか、体がゴツいからなのか。それはよくわからん笑。

とりあえず、なんでか楽しめる。
言葉にできない笑。
有名やし、見たことある人多いと思うけど、見てない人は、このチープさを楽しんでほしいですな笑。
さいじょう

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