紡績工場で働くノーマ・レイ。
しかし給料は安く劣悪な労働環境。
これに業を煮やしたノーマに、労働組合の活動家ルーベンは一緒に活動しないかと持ち掛ける。
体制の中で逆らっても仕事がない状況を踏まえ、いかにして自立するのかを描くドラマ。
工場内が常にやかましい音で埋め尽くされており、それを翻すノーマの訴え。
それに呼応して機械を切っていく工員たち。
団結の絆をまざまざと見せられた名場面だ。
涙を流して感動という安っぽい情景を取り除いた演出も褒めたい点。
もちろん主演のサリー・フィールドの熱演も忘れ難い。