雨丘もびり

101匹わんちゃんの雨丘もびりのレビュー・感想・評価

101匹わんちゃん(1961年製作の映画)
3.5
「これがペットのロジャー。で、僕が主人のポンゴ」
導入からスキ💕。
鉛筆のタッチをそのまま生かしたアニメも有機的で楽しい。予算削減の苦肉の策..だとしても、映画を面白くする意欲は絶対に欠かさない!っていう気概が漲っていて尊いです。ジャズピアノの音楽も古めかしくって私好み。イギリスっていうかアメリカっぽい気もしたけど詳しくないので違ったらごめんちゃいです。
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みんなでTVCM観てるシーンはそれぞれキャラが立っててかわいい💕
反対に、悪党がテレビ見てる隙に逃げなきゃ...みたいなギャグシーンは長いしダレるしイラナイ(遠吠えシークェンスも不要に長くてじれったい)。前作『眠れる森の美女』のときも思ったけどやっぱり時間感覚にはジェネレーションギャップを感じます。
悪役度はだんぜんマレフィセントよりクルエラでしょう。ほんとに私ん家のドア開けて入ってきそうなおぞましさが迫真。へーきで生活を浸食してくるヤダ味が生々しすぎて、見事というかヤメレとゆうか😂。エマストーン版は別腹で楽しめる私です。
ロジャーは吃音持ちの設定でしたか。ヘマこいて楽器壊したお手伝いさんをクビにしないのもこのご夫婦の人の良さというかなんというか...てゆうかパーディタえろくね?