私は大学で微生物学の教育と研究に数十年携わっているものです。本作は1940年の88分の白黒映画。岡山県のハンセン病療養所である長島愛生園に勤めていた医師、小川正子の手記の映画化。当時の評価は高くキネ…
>>続きを読む真面目な作品。
しかし、ハンセン病はうつるのか?遺伝するのか?
わからなかった。
ハンセン病患者の家族、彼らそれぞれの思い、近隣の人々…それらを丁寧に描いている点が、この映画の優れたところかしら。…
林芙美子さんの随筆にて知り拝見しました。一九四〇年の瀬戸内海の小島の長閑な映像を観ることができ感動しました。御父さんがお洒落な眼鏡を掛けていて驚きました。物語については上手に言葉にまとめることができ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
救癩に身を捧げた小川正子女医の活動を描く。1940年大映製作。ハンセン氏病をモチーフではなくテーマとして取り上げようと試みた日本初の映画(洋画は不案内)。
その試みに心からの敬意を表したい…んだけど…