「光夫、いったれー!!!」って作品。
多くの人は気付いていないが光夫が影の主役。
超美人の母親、その友人の超超カワイイ年上の女性に抱きついて撫でてもらえて、おまけに憎ったらしい高尾を「実生活そのままの役かよ!ふざけるな」と怒鳴りながらボコれる特典付き。
ストーリーや演出は平凡でそれほど見所は無いが、二大女優競演と言われるだけの事はあり、吉永、岩下はすべてのシーンで輝いていて目が離せない。
ただ贅沢を言わせてもらえれば、2人の役を入れ替えたものを見たかった。お煎餅岩下、ケーキ吉永ではあまりにはまりすぎで当たり前。
つっ込みどころは2点。
ラストシーンの岩下の絶叫は蛇足。中島みゆきの主題歌に絡めてのラストシーンだろうが、意味の無い、と言うか邪魔でしかないシーン。
それと最大の失敗は最初のクローン病に関するテロップ。
「~病気の実際とは異なる場面があります。~急死することのほとんどない病気です」
おいおい!これ「作中のクローン病のキャラ、急死するよ~ん」
って言ってるのと同じだろ!!
美女2人に集中して、ボコられる玉置を見てスッキリすると楽しめる作品。
それにしてもダンスシーンの吉永のかわいさよ・・・・・・・・・・