Paleniche

ターミナルのPalenicheのレビュー・感想・評価

ターミナル(2004年製作の映画)
4.0
2004年の作品。当時、トム・ハンクスは48歳、キャサリン・ゼタ・ジョーンズは35歳。
まず、これが実話をベースとした話だということに驚いた。実話の方は、パリのシャルル・ド・ゴールで18年暮らした人がいたとのこと!世界は驚きに満ちているなあ。
そして映画に戻ると、たとえ乗り継ぎゲート内のみでの暮らしで、一文無しだったとしても、食事もできるし語学も身につく、仕事も得られるし、友達もできる。さらに素敵な異性にも出会って恋に落ちるという事実!こんなに広い世界で自由に暮らしていても得られないものを、ヴィクターは全部手に入れている。やはり、人生は環境じゃないな。自分がどういう心持ちで毎日を過ごしているかに尽きる。底抜けに楽観的に生きる姿勢が大切なのだとヴィクターから学ぶ。
久しぶりにキャサリン・ゼタ・ジョーンズを見た気がするが、本当にかわいい。50歳を超えた彼女は迫力がすごいが、この頃はとてもかわいい。ボブヘアもとても似合っていて、ふくらはぎから下のフォルムも完璧。歳を取るって残酷だな〜と思う一方で、歳を重ねたからこその美点も見つけてみたいなと思う。キャサリンは、最近も活動しているのかな。調べてみよう。
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