レナード・ニモイ監督2作目にして肩の力が抜けた感じのSF色の薄めなシリーズ4作目。
初回作並みに面白かった。
23世紀から20世紀後半にタイムワープして絶滅したザトウクジラを持ち帰るミッション。時代のギャップ表現がコメディチックで面白い。医療も工学もそりゃ23世紀とは比べ物にならんだろ。
透析の婆さんがマッコイの薬で完治して大喜びするシーンやスコッティがパソコンに話しかけて起動させようとするところ、チェコフがロシア語訛りの英語で原子力空母の場所を聞いた時の警官の顔など中盤のドタバタはこれまでの3作にはなかった。
ジリアンと発展しそうでしないのはちょっとあっさり。
あの黒い棒のような巨大宇宙船や、なんでクジラなのかは意味不明だが、、、
ラストシーンのエクセルシオの向こう側に新しいエンタープライズが、、、「諸君、我が家に戻ったぞ」は憎い演出。