オーウェン

バレンタインデーのオーウェンのレビュー・感想・評価

バレンタインデー(2010年製作の映画)
2.7
バレンタインの位置づけがアメリカではどう捉えられているのか。
これが一番気になっていたことだ。
愛の告白をするためか。愛を深めるためか。それとも愛を確認するためか。

いずれにせよすべての人物が軽いことが挙げられる。
そして心に残るエピソードが見当たらない。
音楽や役者にだまされている感があるが、内容はかなり薄い。

基本はアシュトン・カッチャーとジェニファー・ガーナーの二人だとは思う。
そのため全体的にお手軽な印象を持ってしまった。

「ラブ・アクチュアリー」と似ていると言われるが、あちらほど深みがない。
出てくる俳優がほとんど若いというのも一理ある。

いずれにせよ1年で1日限定のための映画というのは、季節がらを狙うにはあまりにも厳しい。
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