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白と黒のnanaのレビュー・感想・評価

白と黒(1963年製作の映画)
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橋本忍さん百寿!!おめでとうございます。
監督をはじめ、出演陣のほとんど(というか主要キャストは全員)が亡くなっている「七人の侍」の脚本家がまだご存命とは。
まだまだお元気でいて欲しい。

ミステリ作品というと原作小説とかありそうだけれど、今作は橋本忍さんのオリジナル脚本。
超楽しい面白い活劇から、本格ミステリまで様々なジャンルをお書きになる橋本さんの凄さを改めて知ります。

いつも目力が印象的な仲代達矢さん、眼鏡姿もかっこいい。
対するもうひとりの主役と言えるのが、「黒い画集 あるサラリーマンの証言」(これも最高に面白かった)の主役を演じた小林桂樹さん。
このふたりが対峙する場面がハラハラしました。

白なのか?黒なのか?
最後の最後まで二転、三転する物語でした。
捜査をひとつでも間違うと命取りになり自分や他人の人生を変えてしまうんだから、それが仕事だから当たり前とはいえ、検察とか刑事とかって大変な仕事だよなぁとしみじみ思いました。

松本清張さんがちょっとだけ出ていました。
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