映画を商品として売る為に派手な爆発や感動的なエピソードを入れエンターテイメントとして作られているので、実話と言うところをスルーできれば見応えのある作品だ。
ハックマンの渋い演技やダニーの軍法会議覚悟での救出など見所。トラップを子供に教えてもらいライターと傘を交換するとこなど感動だが・・・
現実は？となると話は別。
wikiにも載る位の有名な救出作戦。たった一人のために膨大な費用と11人が犠牲となった失敗例だ。
なぜ救わなければいけなかったかは作品中での説明されるが軍事機密を知っていたから。冷静に考えると感動どころではない。
「絶対仲間は見捨てない」なんて奇麗事ではないのだ。
「捕まったら絶対しゃべる。墜落で死んでくれたほうが良かったが、助かったから攻撃して殺すわけにも行かない、しょうがない助けるか」
が本心なのだ。
ハンブルトンは彼の為に犠牲になった11人になんと言って詫びるのだろう？
などと考え込まず、素直に作り物としてみれば楽しめる作品だ。
それにしても★はいらないだろ。Ｍ★Ａ★Ｓ★Ｈのパクリか？
