湖面から足が飛び出てる遺体と、佐清のゴムマスクはあまりに有名で作品は観たこと無いけどあらゆるバラエティなどでパロディされていたが、最近はすっかり見かけなくなり「これも時代なんかなぁ〜」などと思いながら鑑賞
今作は監督自身の1976年の作品をセルフリメイクしたもので、配役の変更（一部はオリジナル版から同じ俳優も！）と細かな演出以外はほぼ忠実に再現している
自分はこのリメイク版が最初に観たものだからすんなり入ってきたけど、元を知ってる人からすればどうもオリジナル版に軍配が上がる方が多い印象
まず一気に観客を引き込むファーストシークエンスが優秀
多くの登場人物それぞれの内に蠢く感情や思惑、そしてこれから起こるであろう不穏な何かを予感させる
特に矢継ぎ早に切り替わる表情のアップが印象的
と言うか、この映画登場人物が一堂に会したシーンが面白い
ストーリーも面白く、登場人物も魅力的で今まで観てなかったのが勿体無いくらい
この金田一が付かず離れずで事件や犬神家へ介入しすぎない感じにどこか既視感を覚えたけど、あれだ！ジョジョの「岸辺露伴は動かない」に近い感じ
