める

透明人間のめるのレビュー・感想・評価

透明人間(1954年製作の映画)
2.8
「目が見えなくても空気で分かるの」

透明人間だけど透明じゃない?…と思ったら、服を着て肌が露出する部分はメイクをしていた。大変。

メイクを落とした部分だけが見えなくなる特撮がすごかった。どうやってやったんだろう。

戦争による放射線が原因なのがゴジラに似ていて、まだ戦争の記憶が鮮明な時代だった。9年しか経っていないもんね。

いつの時代も世間の話題に乗っかって悪いことをする奴がいるもので、人間の醜いところだなと思った。

キャバレーが欧米の真似している感が強くて時代を感じた。女の人が歌うシーンが少し助長だったかな。

透明人間さんがいい人だったから悲しい終わりかただったけど、透明人間を初めて観た私には面白い物語でした!
める

める