ひびぬ

恋はデジャ・ブのひびぬのネタバレレビュー・内容・結末

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

何回でもやり直せる!

『ハッピー・デス・デイ』や『アバウト・タイム』の似ている作品に出てきて、ずっと気になっていた。
タイムリープもののはしり。素敵なお話だった🫶

主人公である性格最低男のフィルは、年に一度のお祭りのレポートをしに郊外の街を訪れる。その街に行くのも、そのモグラが春を告げる(か告げないか)というお祭りも、嫌い。そんなお祭りの日に、なぜか閉じ込められてしまった。
なぜタイムリープしてしまったのかはわからないパターン。

“今日”が繰り返されるとわかり、不貞腐れたフィルは、自殺を図るも、死んだ後は“今日”の朝になり、生き返る。何回も死に、疲れたフィルはリタに自分の状況をどうにか説明し、理解して慰めてもらう。その日の後の“今日”から、心を入れ替えて過ごすようになる。

タイムリープもので、この、心を入れ替えて“今日”を楽しもう!と主人公が前向きになる瞬間が好き。あとは、繰り返されることを利用してピアノの練習を始めたのも良かった🫶
旦那氏は、毎回起こるハプニングやイベントにソツなく対応するようになるところが好きらしい。

嫌だ嫌だと思って過ごす毎日は、“今日”の繰り返しなのかも。今が幸せと思って過ごす日々は、きっと“明日”に繋がるんだね。
ひびぬ

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