佐藤克巳

男と男の生きる街の佐藤克巳のレビュー・感想・評価

男と男の生きる街(1962年製作の映画)
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日活ムードアクション映画の走り的作品の様だが、舛田利雄監督にしては凡作。大阪の新聞記者石原裕次郎と大阪府警警察官加藤武が釜ヶ崎で起こった殺人を巡って、神戸での因縁に関連する事を追及していくストーリーだが、推理物仕立てで観る側からは煩雑過ぎて退屈だった。加藤等の演技過剰は気になるし芦川いづみは真のヒロインではなかったのが如何にも残念。
佐藤克巳

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